認知症ケアから学んだこと、子育てに通じること

これまでの経験の中で認知症ケアに携われたことが自分の人生をより豊かにしたと思います。私は気が短く、すぐに利用者さんを手助けしたくなってしまいますが、ご本人の行動の意図を知って尊重するためには、待って見守ることが重要なのだと学びました。その後子育てをするようになった時に、子どもがしたいことを待ってあげられるようになり、仕事をする中で身についたことが自分の生活にもつながっていると実感しました。また、もとは人とコミュニケーションを取ることに苦手意識を持っていましたが、自分の気持ちを行動にのせれば言葉がなくても想いが伝わるという体験を繰り返すうちに克服することができました。利用者さんに育てられてきたという感覚で、頭が上がらない思いです。

佐塚 顕子

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